肩こりに悩む方はたくさんいますが、男性よりも女性の方がその数は多いとされています。原因のひとつとして、肩や首の筋肉が男性よりも少ないことが良く挙げられます。実はパーソナルトレーニングを利用して、適切な筋肉を付けることで、確実に肩こりの原因を解消できるようになるんです!
目次
肩こりは日々の習慣に原因がある
肩こりがひどい時、みなさんは何をして解消しようとしますか?
そうですよね。肩こりを治そうと思うと、ほとんどの人が最初にマッサージを思いつくでしょう。もちろん、マッサージにも効果はありますが、それでは一時的に痛みをやわらげることしかできません。
マッサージに行って肩周辺の筋肉をほぐしてもらい、楽になっても、2.3日後には元通り…なんていう経験をした方も多いのではないでしょうか。実は、肩こりのもっと根本的な原因を解消するためには、マッサージでは無く筋トレがオススメです。
何故なら、肩こりは以下のような慢性的な原因がいくつも組み合わさって発生しており、マッサージだけだと生活習慣を根本から変える事が出来ないからです。
- 長時間のデスクワーク
- 姿勢の悪さ
- 血行不良
- 運動・筋力不足
このような生活習慣を改善していくためには、姿勢を保つための筋肉などを鍛え、原因となる行動を無意識にしない事が重要です。
そのため、マッサージではなく、筋トレの方が肩こり解消には重要だと言われています。
そうですよね。肩の筋肉は複雑に組み合わさっており、自分一人の力で鍛えるのは、意外と難しいです。また方法を間違えると逆に肩を痛めてしまうことになりかねません。パーソナルトレーニングなら、他の人とトレーニングをするため、筋トレを自然と習慣化できます。
正しい筋トレを行い、肩こりを正しく予防しよう
肩こりには、私達の姿勢を正しくキープしてくれる“僧帽筋”、腕を支え、なで肩を改善してくれる“三角筋”、肩のインナーマッスルと呼ばれ、四十肩を予防してくれる“ローテーターカフ”などの筋肉を、鍛えると良いと言われています。
これらの部位をトレーニングすることで、肩周辺の柔軟性が高まり、血行も良くなるため、肩こりの原因を取り除き予防することが出来るのです。
しかし、どうやって鍛えれば良いのか、イマイチ分からないですよね。
パーソナルトレーニングでは、プロのトレーナーからマンツーマンで指導を受ける為、この僧帽筋などの筋肉に対して、効果的なアプローチをすることが出来ます。正しい方法でひとりひとりの状態に合わせたトレーニングを行うことにより、筋肉を傷めることなく、的確に刺激を与えることが出来るのです。
筋トレの効果で、姿勢が良くなり頭痛も解消!
マッサージではなく、筋トレで肩こりの原因を取り除くことにより、他にも嬉しい効果が得られます。
最近では、デスクワークやスマホが習慣化したため、前かがみの姿勢になりやすく、その結果“巻き肩”になる人も増えています。巻き肩になると、肩が前に寄りやすくなるため姿勢が悪くなり、首や肩に負担が増えてしまいます。
筋トレにより、適切なアプローチで肩まわりの筋肉を鍛えることで、筋肉が正しい位置に戻り、美しい姿勢を保つことができるようになります。
また、僧帽筋が衰えていると、後頭部から側頭部、首筋にかけての頭痛に繋がります。ここを鍛えることで血行が良くなり、肩こりだけではなく頭痛をも解消できる可能性が高くなります。
肩を鍛えるときのポイント
肩の筋肉を鍛える方に、是非知っておいて頂きたいポイントがいくつかありますので、そちらをご紹介していこうと思います。
背筋を伸ばし、正しいフォームで狙った筋肉を鍛えよう
これは、肩のトレーニングに限った話ではありませんが、背筋を伸ばしてトレーニングするようにしましょう。正しいフォームを意識しないまま背中を丸めて筋トレをしてしまうと、狙った筋肉を鍛えにくくなってしまいます。
なで肩を改善しようと三角筋を鍛えているつもりが、猫背のままトレーニングすることで僧帽筋に効いてしまい、かえってなで肩を悪化させてしまうこともあります。
パーソナルトレーニングならマンツーマンで見てもらえるので、レッスン中は正しいフォームで筋トレできますが、家で自主練するとき等は猫背にならないよう、気を付けてやりましょう。
頻度は週2~3回を目安にしよう
肩の筋トレをする頻度は、週に2~3回程度がオススメです。超回復と言って、筋トレで傷ついた筋繊維が回復することで、筋肉は発達します。この超回復を上手く使うには、筋トレをする間隔は、2,3日程度あけると効率が良いです。
週に1度しかレッスンに通えない場合は、自宅で1日練習日を設けることで補うことが出来ます。
また、肩甲骨周りの筋肉は凝りやすいので、日ごろからストレッチをして関節を柔らかくしておきましょう。そうすることで、筋トレ効果もアップし、怪我の予防にもつながります。
筋トレ前にはウォームアップとして、反動をつけて行う動的ストレッチ、筋トレ後は反動をつけずにじっくり伸ばす静的ストレッチを取り入れましょう。
痛みを感じる時はやらない
筋トレは肩こりを軽減させることができますが、痛みを感じている時に無理にトレーニングすると、反対に肩を痛めてしまうことがあります。
痛みがある場合は、トレーナーに相談し、筋トレからストレッチに切り替えたり、別のトレーニングに変更したりしましょう。
まとめ
肩こりにはマッサージが良いと思ってしまいがちですが、その原因は姿勢などの生活習慣にあります。正しい姿勢を保つためには、しっかり体を支えられるだけの筋肉が必要ですから、根本解決のためには、筋トレでしっかり筋肉を鍛えていかなくてはなりません。
ただ、肩の筋肉は細かく分かれているため、その人によって効率的な筋トレ方法は異なります。そのため、肩こりを治すための筋トレなら、プロと一緒に行うパーソナルトレーニングが安心です。
肩こりに悩んでいる女性は多いですよね。これからは、マッサージでしのぐよりも、根本原因から解消し、痛みとサヨナラしてみてはいかがでしょうか?