年齢を重ねるとだんだん胸が垂れてきませんか?特に授乳を終えてみるとあら、ビックリ!授乳前と全然違う胸に衝撃が走ります。。。この垂れた胸はもう戻らないのかしら?と落ち込みますよね。残念ながら完璧に元には戻りませんが、今より改善する事はできます!
目次
まずは胸の構造を知ろう!
胸は何で、できているか知っていますか?胸が垂れるのを防ぐには、まず胸の構造を正しく知りましょう!
- 乳腺
- 脂肪
- 大胸筋
- クーパー靭帯
胸は主に母乳を作る「乳腺」、乳腺を保護する「脂肪」、胸の土台である「大胸筋」、そして胸が垂れないように支えている「クーパー靭帯」で、できています。
どうして胸は垂れるの?
そうですよね。年齢を重ねるとだんだん垂れてくる胸を気にする人は、多いと思います。特に、授乳後の衝撃です。自分の胸の頼りなさに愕然とします(笑)目を覆いたくなる所ですが、まずは胸が垂れる原因をみていきましょう。
女性ホルモンの乱れ
乳腺は、エストロゲンという女性ホルモンに影響されて発達します。でも、エストロゲンは加齢に伴って少しずつ減少します。それに比例して乳腺も萎縮していきます。すると、胸の大部分を脂肪が占める事になり、脂肪単体では胸の形を維持する事が難しくなってしまうのです。
皮膚が伸びてハリがなくなる
妊娠中や授乳中は女性ホルモンが増え、乳腺が発達します。その為胸も大きくなり、1~2カップぐらい変化する人も多いと思います。きゃー大きくなったー!と喜んでいられるのも授乳中までなんです。断乳や卒乳をすると、乳腺が元の大きさに戻ってしまいます。すると胸が大きくなっていた時に伸びた皮が余って、垂れたようにみえるのです。
大胸筋の衰え
年齢を重ねると筋肉も衰えがちになってしまいます。大胸筋は、なかなか普段の生活では使わないのですが、大胸筋が衰えてくると胸もだんだん垂れてしまうのです。
クーパー靭帯の損傷
胸を吊り上げてくれるクーパー靭帯ですが、激しい運動や授乳などで、クーパー靭帯が切れたり伸びたりしてしまう事によって、胸が垂れてしまうのです。そして残念な事に、一度切れてしまったクーパー靭帯は元に戻る事がありません。
サイズが合わないブラジャーをつけている
自分の胸の形やサイズに合っていないブラジャーをつけていてもあまり意味がありません。ゆるゆるのブラジャーをつけていると胸とブラジャーの間に隙間ができてブラジャーが浮いた状態になっています。
これでは、胸も固定されないので、動く度に、胸も揺れてクーパー靭帯に負担をかけてしまいます。逆に、きつめのブラジャーをつけている場合は、胸はしっかり固定されるかもしれませんが、長い時間つけていると胸が圧迫されてしまい、血行が悪くなってしまいます。
そうすると、必要な栄養が胸に届かなくなるので胸が衰えてしまいます。
筋トレで大胸筋を鍛えてこれ以上垂れるのを食い止めよう!
大胸筋を鍛える筋トレをすると、これ以上胸が垂れるのを食い止めると同時に、垂れるのを予防する事もできます。胸が大きい方だと脂肪も多いので、その重みを支える土台を鍛えていきましょう。筋トレすると持ち上げる力もアップするので、胸の形も綺麗になりますよ。
気になりますよね。では、紹介していきます!
合掌のポーズ
合掌のポーズは、聞いた事ある方が多いと思います。まず両手を胸の前に持ってきて、手のひらを合わせます。そして、強く押し合います。これを10秒キープ!一番手軽に始められるので、是非やってみてください。
ダンベルトレーニング
ダンベルがお家に無い場合は、500㎖のペットボトルをダンベル替わりにしてください。まず、仰向けで寝て膝を立てます。そして、ダンベルを持って息を吐きながら、ダンベルを上に上げます。次に、息を吸いながら、ダンベルを下に下げます。このトレーニングは大胸筋を鍛えると同時に二の腕も一緒に鍛えられますよ!
腕立て伏せ
運動初心者の方だと、普通の腕立て伏せは難易度が高いと思います。なので、壁を使うのがオススメです。壁に両手をついてゆっくり腕立て伏せをしてみてください。この時に横から見てまっすぐな姿勢で、やるようにしてください。腰を反らしたり、猫背の姿勢だと効果が発揮されないので注意してくださいね。
「筋肉は1日にしてならず」なので、継続できなければ今よりどんどん胸が垂れていきます。自分1人で続けるのが、難しいと思う方は、プロに頼ってみましょう。パーソナルトレーニングなら、トレーナーと一緒にトレーニングするので、モチベーションもアップ!
さらに、正しいフォームでトレーニングする事ができるので、最短で結果を出す事ができます。また、トレーニングと同時に食事管理もしてもらえるので健康的にもなれますよ!
安心してください!今は、女性専用ジムもあり、女性トレーナーも多くなってきています。不安な方は、そういうジムを探してみましょう。また、トレーナーとの相性が大事なので、一度無料カウンセリングに足を運んで、どんなトレーナーか、どんな指導内容か等を確認してみてください。
筋トレ以外の方法もあるの?
筋トレと並行してやっていくとさらに効果が期待できる事を3つまとめてみました!
自分のサイズに合ったブラジャーをつける
先ほどもお伝えした通り、サイズが合っていないと胸の重みに負けてどんどん胸が下がってしまいます。自分のサイズが分からない方もいると思うので、そういう場合はお店の方にお願いして、サイズを測ってもらいましょう!正しいサイズの下着をつけるだけで、だいぶ胸が変わってきますよ。
正しい姿勢を意識する
デスクワークだったり、スマホばかりを見ていて、姿勢が悪くなっていませんか?ついつい楽な猫背の姿勢で過ごしがちですが、この姿勢を続けていると胸筋が凝り固まってしまったり、肩や首が凝ってしまって胸に行く血流が悪くなり、きちんと栄養が届けられず、胸が垂れてしまいます。
なので、背筋をピンと伸ばす事を意識して生活しましょう。そうすると自然と筋肉がつき胸の位置も上がってきます。
ナイトブラをつけて寝る
ナイトブラとは、寝る時につけるブラジャーの事です。寝てる時は、仰向けに寝たり横を向いたりして色々動いていますよね。ナイトブラはそんな動きを想定して作られているので、しっかり胸を固定して、横に流れないようにしてくれます。
そして、スポーツブラのように締め付け感がないものが多いので圧迫感が苦手。。。という方にもオススメです。
まとめ
歳を重ね、このまま何もしなければ、どんどん胸は下がってしまうという恐ろしい状況になります。
垂れた胸を戻すには、基本的には筋トレしかありません。ブラや姿勢で筋トレの効果アップはできても、改善のためにはやはり筋肉で引き上げるしかありません。最終手段は美容整形手術ですが、高齢になって胸だけ若々しく作り直しても滑稽なので、やっぱり自分の筋肉が一番自然で美しいです。
食い止めるなら、少しでも早い方が良いです。この記事を読んだらすぐ始めましょう!「継続は力なり」です。すぐに効果が出なくとも諦めないで、コツコツできる事を頑張りましょう!どう筋トレしてよいかわからないなら、パーソナルトレーニングで相談してみてください。遠回りすることなく、効果的に筋トレを始められますよ。