年齢とともに四角く垂れ下がっていくお尻…。若い頃はハリがあったお尻も、いつの間にか残念なピーマン尻になっていませんか?もう元には戻らない…と諦めるのはまだ早い!ピーマン尻もきちんと鍛えれば、丸くてハリのある桃尻に近づくことができちゃうんです!
目次
どうしてピーマン尻になっちゃうの?
お尻は主に大臀筋(だいでんきん)・中臀筋・小臀筋という3つの筋肉に分かれています。この筋肉のどれか一つが強すぎたり、弱すぎたりするだけで形は簡単に崩れてしまいます。
加齢による老化
ピーマン尻になってしまう最も大きな原因は加齢です。若い頃はキレイな桃尻だった方も、年齢とともに筋肉が衰え、ヒップの上は角張り、下全体に脂肪がついて垂れ下がってしまいます。皮下脂肪は筋肉と結合組織でつながっているので、筋肉がやせ衰えて丸みがなくなっていくと、脂肪も一緒に垂れていくのです。
運動不足
老化と同じくらいピーマン尻の原因として挙げられるのが運動不足です。座りっぱなりや運動不足が続けば、20代や30代の方でもお尻は垂れ始めます。
お尻を触ってみて「冷た~い」と感じたら、残念ながらそれは脂肪。運動不足でお尻の筋肉量が少なく脂肪量が多いと、その脂肪を支える筋肉の力が不十分で垂れてしまうんです。
骨盤のゆがみ
骨盤のゆがみの種類はいろいろありますが、お尻に関係するのは骨盤が後ろに傾く骨盤後傾です。昔から田植えや農作業を行ってきた日本人は、遺伝子的にも欧米人に比べ骨盤が後傾しています。さらに生活習慣や出産によって、骨盤のゆがみがひどくなったり開いたままになってしまうんです。
骨盤がゆがんだり開いたりしていると、骨盤の周りの筋肉に影響を与えます。そうすると血行不良でお尻や腰回りがむくみ、脂肪が付きやすくなって垂れてしまいます。
また、骨盤が後ろに傾くことで、お尻の表面を覆う筋肉である大臀筋がぎゅっと縮み、ピーマン尻特有の凹みができてしまうんです。
ピーマン尻を作ってしまう習慣とは?
無意識の癖や生活習慣でもお尻の形は変わってしまうもの。ピーマン尻を作ってしまう習慣をいくつか挙げてみます。
- ヒール靴をよく履く
- 内股またはがに股で歩く
- 足を組んで座る
- 猫背で、座った時に頬杖をつく
- 片方に重心をかけて立つ
- ゴルフなど左右差のある運動をする
- 横向きやうつ伏せで寝る
- スマホを見ながら、下を向いて歩く
このような習慣を続けていると、お尻の筋肉の低下、股関節や太ももの筋肉の柔軟性の低下、骨盤のゆがみ等につながりお尻が垂れてしまいます。お尻が垂れると一気に老けて見えますよね。普段からなるべくお尻を下げる生活習慣を避けるよう心掛けましょう。
ピーマン尻を改善するには?
筋トレをする
ピーマン尻を改善するためには、お尻の筋肉をしっかりと鍛える必要があります。筋肉を鍛えて、あるべき位置に筋肉がつくようにすれば、ハリと厚みのある上向きヒップになります。
お尻全体を包み込んでいる大臀筋はもちろん、股関節を回したり骨盤を安定させてくれる中臀筋や小臀筋を正しく鍛えて、くぼみの周辺にボリュームを出します。
お尻は大きい筋肉からできているので、しっかりと鍛えれば筋肉がつきやすいんです。老化で低下した筋肉量も、筋トレをすれば増やす事ができます。ただし、間違った姿勢でのトレーニングは逆効果になるので注意しましょう。
姿勢や歩き方を見直す
ピーマン尻は姿勢や歩き方を改善することでも解消することができます。上半身が前に倒れ気味だと、お尻の筋肉は伸びたまま固まってしまい、どんどん垂れるので体はしっかり起こしましょう。座っている時は座骨を座面にしっかりあて、左右均等に体重をかけます。
歩くときは背筋を伸ばし、ひざをする合わせるように歩くと骨盤が締まりゆがみにくくなります。お尻や太ももに刺激の入らないダラダラ歩きは禁物です!
良質な食事を心掛ける
お尻に脂肪が溜まって垂れてしまうピーマン尻に必要な栄養素はタンパク質。食事を減らしたり、野菜を多めに摂るのは大切ですが、必ず食事にタンパク質を多く含む食材を取り入れましょう。
また、GI値(炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードを現した数値のこと)を意識することも大切です。GI値の高い食べ物を食べると、血糖値が急上昇し、身体は脂肪を貯めやすくなってしまうので要注意。なかでも、ジャガイモなどの根菜類、ドーナッツ、炭酸飲料などはお尻につく脂肪のもととも言われています。
パーソナルトレーニングで効果的に改善しよう
ピーマン尻の改善は正しく行うことが最も重要。実は、お尻は自分で鍛えるのが難しいパーツでもあるのです。ほとんどの人が、お尻を動かしているつもりが太ももを動かしてしまっていることが多く、お尻の代わりに他の部分が鍛えられている可能性があるからです。
また、がむしゃらに筋トレをしたり、中臀筋を鍛えすぎて、凹みや四角さがさらに大きくなってしまうこともよくあります。
鍛えたい場所に負荷がかかっていないと意味がないですし、適度な筋肉と脂肪があってこそハリのある丸いお尻になっていくので、回数を増やす事よりも、一つ一つの動きの質を意識することが大切なんです。
という方はパーソナルトレーニングでプロの手を借りるのがお勧めです。
パーソナルトレーニングなら、専門のトレーナーがあなたの体質や体型に合ったトレーニングを提供してくれるので、正しく無駄のないトレーニングが行えます。また、食事指導はもちろん、姿勢や歩き方、利き手や習慣までもチェックしてもらえます。
そんな方にお勧めなのは、美尻・くびれ・美脚をつくることに特化した女性専用パーソナルジム。トレーナーは全て女性で、男性トレーナーに教わることに抵抗がある人にはピッタリです!
まとめ
垂れて四角くなったピーマン尻。老化による体形の変化は誰もが避けては通れません。しかし年をとっても、筋トレをすれば筋肉量を増やし機能を高めることが可能です。
お尻は最も鍛えるのが難しいパーツと言われていますが、パーソナルトレーニングなら、プロのトレーナーによってあなたのピーマン尻を確実に改善することができますよ。正しいトレーニングと生活習慣の見直しで、キレイな桃尻を目指しましょう。